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初回会議:UNEPイラク南部湿原環境管理支援/第2フェーズ-B – 概要報告


アンマン(ヨルダン)
2006年7月26〜27日

UNEP技術・産業・経済局国際環境技術センター(DTIE/IETC)はイラク環境省、水資源省、地方自治公共事業省の高官との会議を開催しました。2006年7月26〜27日にヨルダンのアンマンで開かれたこの会議は、現在進行中のUNEPの「イラク南部湿原環境管理支援」プロジェクトのうち、日本政府の資金拠出で実施される第2フェーズ-Bへの導入的役割を果たしました。

目的

  1. イラク環境相、水資源省、地方自治公共事業省の高官に対し、UNEPのイラク南部湿原プロジェクト全般の説明を公式に行う。
  2. 第2フェーズ - Bの目的と活動についてイラク代表団と協議する。
  3. 第2フェーズ - Bの活動案を実施するにあたって、イラク代表団から意見および助言を得る。
  4. 第2フェーズ - Bの活動を実行するための予備的計画とスケジュールを作成する。

背景

日本政府はUNEPの現在進行中の「イラク南部湿原環境管理支援」プロジェクトに対して、第1フェーズにおける重要な活動のいくつかを延長して行うために資金を提供しています。この資金は第2フェーズ-Bで使われます。

上記の活動延長により、UNEPは以下の事項を当面の目標として、イラク南部湿原の持続可能な管理と再生を引き続き支援することができます。

  • イラクのコミュニティで環境上適正な技術(EST)による安全な飲料水の試験的供給を行う。
  • 水質管理と安全な飲料水供給に関して、政策決定者とコミュニティ代表者の能力開発を行う。
  • 地域レベルの取り組みでもって、湿原環境と健康への影響に関する地域コミュニティの住民、特に女性の能力と意識の向上を図る。

成果

会議を通じて、イラク各省の担当官が第2フェーズ-Bのプロジェクト活動実施に対して評価や意見を提供することができました。各省ともプロジェクトの成功を確かなものにするために具体的な任務を引き受けることに合意しました。合意の具体的内容には以下の事項が含まれます。

1. 第2フェーズ-Bパイロットプロジェクト実施地区の選定:

イラク各省はIETCと共同で第2フェーズ-Bのパイロットプロジェクトを実施する場所を選定するために、2週間にわたるスケジュールを立てました。地方自治公共事業省が中心となり、UNEPが作成した技術的な選定基準を適用して、対象となる場所を4-5ヵ所に絞ります。一次選考結果に基づいて3省とナショナルコーディネーターが会議を行い、1ヵ所を正式に選定します。

2. 第2フェーズ-B技術研修

イラク3省ともに、日本での公式研修に先立ちイラクで予備研修を実施するのが最も有効という点で意見が一致しました。この研修は二次研修に代わるもので、参加者選考過程ともなります。予備研修で優秀な成績をおさめた参加者のみが、日本での研修に参加することになります。

3. 将来に向けた提案:

イラク環境省は今後の資金提供を求めてプロポーザルを3件提出しました。UNEP DTIE IETCは提出されたプロポーザルへの資金提供に関してドナーへの申し入れが可能かどうか検討します。